今回は、ポケモンの実写映画ということで世を賑わわせた『名探偵ピカチュウ』のレビューです。
実は、ポケモン単体の画像が怖かったのでなんとなく避けていた作品なのですが、視聴してみると想像していたよりもストーリーがしっかりしており、とても素敵な作品でした。
※一部、『何のポケモンが登場するか』に関してのネタバレがあります。
※ストーリーに関してのネタバレはありません。
あらすじ

21歳のティムは、長い間会っていなかった父ハリーが事故で亡くなったという連絡を受け、人間とポケモンが共存する街・ライムシティを訪れた。探偵業を営んでいたハリーの部屋で、ティムは1匹のピカチュウと出会う。なぜかティムにはそのピカチュウの声が成人男性のものに聞こえ、話す内容も理解することができた。ピカチュウは自らが記憶喪失であることを明かし、自分はハリーのパートナーだったはずであること、自分が生きているのだからハリーも生きているに違いないことをティムに訴える。ティムとピカチュウは、新米記者ルーシーの協力のもと、ハリーが事故の前に追っていた謎の薬品を巡る事件について調べ始める。
https://ja.wikipedia.org/wiki/名探偵ピカチュウ_(映画)
登場人物+登場ポケモン
・ティム
主人公。パートナーとしてのポケモンを持とうとしない青年。父親の事故の真相を探るため、ピカチュウと行動を共にする。
・ピカチュウ
自称名探偵の、ハリーの相棒のピカチュウ。記憶を失っている。人間の言葉が話せるが、なぜかティムにしか通じない。
・ハリー
ティムの父親。パートナーのピカチュウと共に、ライムシティの事件を調査していた。
・ルーシー
ヒロイン。テレビ局の新人記者。ライムシティで発生している事件を調査している過程でティムと知り合う。コダックがパートナー。
・ヨシダ警部補
元ハリーの同僚。ティムのことを気に掛けている。
みどころ(登場ポケモン一部ネタバレあり)
とあるポケモンとのパントマイム対決!
なんのポケモンかは敢えて言いませんが、パントマイム対決が観ていてとても面白かったです。
想像力をかき立てられるシーンです。
草ポケモンの幻想的なシーン
多数のフシギダネが登場するシーンは、フシギダネが可愛く、かつ誘導されていく様子が幻想的でした。
個人的には好きなシーンです。
ピカチュウの声がクセになる
想像の斜め上を行く声のピカチュウなのですが、作品を観ている間に、不思議と最初の違和感が徐々に薄れていきます。
最初こそピカチュウの声で笑ってしまいましたが、後半になるにつれて、愛着が湧いている自分がいました。
期待を裏切らない演出も…!
作中でコイキングが出てきます。アニメ作品を見ていた人は、コイキングが出てきた瞬間に何かを期待すると思うのですが…。
これに関しては期待を裏切らない演出だと思うので、気になる人は是非実際に観てみて下さい!
総評
実写映画ということで避けていましたが、実際に観てみると、すんなりと受け入れられるような良作でした。
主人公のポケモンに対する心境の変化や、家族との関わり方など…応援したくなるような、素朴な主人公でした。
ポケモンの映像に関しても、表情が細かく本当に実在する生き物のように描かれており、想像力が刺激されました。
リアルすぎて怖いポケモンがいたことは事実ですが、それをカバーする技術力の高い映像で、楽しく視聴することが出来ました。
この映画がオススメな人
・小さいころポケモン作品が好きだった人
・久しぶりに童心に還りたい人
・こんな世界あったら面白そうだ!とワクワクしたい人
・実写映画という理由で視聴を避けている人
以上の人にはオススメです。特に『実写』という理由だけで避けていた人には是非一度観て頂ければと思います!
最後に
今回は『名探偵ピカチュウ』のレビューでした。
避けていた人に、少しでも興味を持って頂けたら幸いです。
では、最後まで読んで頂きありがとうございました!
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