外出自粛で家に籠もっていて、毎日憂鬱…という方もいるのでは無いでしょうか?
そんな憂鬱な時にこそ、明るい気持ちになれる映画を観たいものです。
そこで今回は、最近観た中でもオススメの映画、『SING/シング』をご紹介します。
あらすじ
劇場支配人のムーンは、ヒット作の出せない演出家。
賃金や銀行への支払いも滞り、従業員は事務のクローリーのみ。
経営難に内心では焦るそんなある日、一般公募から歌手を発掘しようと「歌のコンテスト」を閃きます。早速オーディションのチラシを作成し、コンテストを開催するが…。
歌うことが好きながらも、夢への一歩が踏み出せなかった動物達のシンデレラストーリーです。
登場人物

・ムーン
コアラの男性。劇場支配人。ホラ吹きで少々見栄っ張り。誰よりも劇場を愛している。
・エディ
羊の男性。ムーンの友達。お金持ちの息子で、自立を促されているが働いてはいない。
・ナナ
羊の女性。エディの祖母。元大物舞台女優。プライドが高く、自他共に厳しい性格。ムーンが劇場支配人を志す原点となった。
・クローリー
イグアナの女性事務員。200歳のご高齢。右目の義眼が度々外れる。
・ジョニー
心優しいゴリラの少年。父親がギャング団のボス。歌うことに興味があるが、父親からは自分の跡を継ぐことを期待されている。
・ロジータ
25人の子育てと家事に追われるブタの主婦。歌うことが大好きだが、日々の忙しさから夢への一歩を踏み出せずにいる。
・アッシュ
彼氏と共にパンクロックを愛するヤマアラシの少女。ティーンエイジャーらしい多感なお年頃。曲作りに興味がある。
・ミーナ
自分に自信が持てない恥ずかしがり屋なゾウの少女。歌の実力はあるのだが、極度のあがり症のために実力を発揮できずにいる。
・マイク
ネズミの男性。ストリートミュージシャンとして生活している。音楽院出身と言うことに誇りを持っている。自信家で皮肉屋なのが玉に瑕。
・グンター
ブタの男性。とても明るい性格で、ロジータのペアを務める。踊りが大得意。生まれながらのエンターテイナー。
見所

多様な動物が登場するコンテスト
多様な動物達の歌やダンスのシーンは観ても聞いても、とても面白いです。
「聞いたことある!」という歌にも出会えるかも知れません。
ロジータの思い切った行動
練習に参加するために考えた末、自力で家事を全自動化させるシーンは、彼女が夢への一歩を踏み出した部分を良く表せているなあと感じました。
また、単純に演出がポップで楽しいです。
ミーナのあがり症は克服出来るのか
言いたいことがあるのに言い出せない。言葉を発することが出来なくなる。そんな経験、皆さんはありませんか?
歯がゆい気持ちに葛藤するミーナのことを、応援せずにはいられませんでした。
最後の公演シーン
今までの練習の集大成とも言える、最終シーン。
歌や演技もさることながら、各家族・恋人との関わりも表現されており、とても感動しました。
おまけ:日本語吹き替え版の声優は実際の歌手
歌唱力が高いなあ、と思い調べてみたのですが、一部のキャラクターの声は、実際の歌手の方が声を当てていたようです。
・ジョニー…スキマスイッチの大橋卓弥さん
・ミーナ…MISIAさん
個人的には、違和感なく吹き替えされていたと思いました。ファンの方で気になる方は、是非観てみて下さい!
総評
各登場動物がとても魅力的です。
主人子のムーンだけでなく各動物にストーリーがしっかりとあり、見応えがあります。
登場人物の誰かの葛藤には、恐らく共感出来るのでは、と思います。
ミュージカル風な部分も相まって、最後までワクワクしながら観ることが出来ました。
この映画がオススメな人
・夢に向けて踏み出す勇気を持ちたい人
・明るい気持になれる映画を探している人
・動物が出てくる作品が観たい人
・スキマスイッチさん、MISIAさんのファン
以上の人にオススメです!
まとめ
今回は、『SING/シング』を紹介しました。
観ていて明るい気持になれる素敵な作品でした。
夢に向かって一歩を踏み出したい!勇気をもらいたい!そんな人に、特にオススメです。
興味のある方は是非観てみて下さいね!
では、最後まで読んで頂きありがとうございました!
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