FP検定といものを、皆さんご存知でしょうか?
日本FP協会と金融財政事情協会(金財)が行っている、お金を扱うプロフェッショナルになるための知識を網羅するための検定です。
保険関係や金融関係の仕事をしている人は、知っているのでは無いでしょうか。
私は、職場で話が出るまで知りませんでした。
そんな私ですが、今回、個人的な勉強になりそうだと思い、実際に受験してみました。
実際に受験してみて
いろんな紹介ブログなどで、「1週間の勉強で余裕で合格!」「何事もなく簡単に合格しました!」というような文言が並んでいるので、正直そこまで難しいだろうとは思っていなかったのですが、普段関わっていない分野の為か、参考書を読んでもあまり頭に入って来ませんでした。
過去問に移った際も、ほとんど頭に入っていない状態だったのでとても焦った事を覚えています。
なので今回は、そんな私の失敗談と、挽回して合格するまでのことを紹介します。
勉強時間
平日…1~2時間、休日…3時間。というルールを決め、机に向かう時間を確保しました。
9月の検定に向け、約3ヶ月前から勉強を開始。
その他、電車移動中などの隙間時間も利用しました。
勉強の配分
1ヶ月~2ヶ月目
参考書を読みながら、問題集を並行して解く期間
3ヶ月目~試験直前
過去問に入り、点数の低さに焦る→2週間前から過去問アプリに絞って勉強
苦労したところ
参考書を読んでもすんなりと頭に入ってこないので2回ほど読み込んだのですが、気付いたら試験当日まであと1ヶ月。

これはまずい…!!受からない自信がある!
案の定、過去問を解いてみても×印ばかり…。
頭で考えるより、同じ状況の人はいないのだろうか?と思い、検索してみました。
試験2週間前は過去問アプリで反復勉強
合格したので今は笑い話ですが、実際に「FP検定 受からない」で検索しました。
結果、過去問アプリを何回もやった方が効率が良い。覚えるのはその後だ!という紹介が…!
ということで、隙間時間やいつも参考書と向き合っていた時間を全てアプリの過去問に変更しました。
すると、目に見えて効果が出ました。
参考書の問題も、過去問も、スラスラと解けるようになり、試験1週間前には問題無く合格点に到達するレベルになりました。
試験当日の会場の様子
緊張の中向かった試験会場では、思いのほか多くの人がいて驚きました。
銀行や保険の営業の方なのだろうなあ、と思えるような人や学生まで、様々な年齢・職業の人がいました。恐らく取得する理由もそれぞれに違うのだろうと思うと考えると、ある意味個性的な資格だと思いました。
試験中は、学科が二時間、お昼休憩をはさんだ後の実技が一時間でした。
学科は一時間で出ていく人、ギリギリまで残る人などいましたが、試験時間に遅刻してくる人が結構いたので驚きました。
私は一時間で退室し、後は実技の勉強をしていました。
お昼休憩は軽食で、試験会場のベンチで参考書を片手に食べたのを覚えています。
外に外食に行く人などもいたので、それぞれ本当に自由な時間でした。
休憩後の実技の試験は一時間なので途中退室は無く、最後に試験監に答案用紙を渡し、帰宅しました。
※一斉に帰ることになるので、施設内はとても混雑します。
自己採点は必須
試験日から合格発表まで1ヶ月以上あるので、職場で取るように言われた人などは、試験当日の夕方に公式HPで発表される回答を見て、自己採点をしてみましょう。
上司が細かい性格の場合、合格発表までに何回も聞いてきたりします。
その度にプレッシャーになりますし、大体の点数が分かっていれば1ヶ月間受かっているかどうかをそこまで気にしなくても良くなります。
自分の為にもプラスになると思うので、問題用紙にも自己採点用に回答を記入しておきましょう。
※回答がずれていたりするとまさかの得点になってしまう可能性があるので注意してください!
FP検定3級を受けてみてのまとめ
参考書と問題集は必要なのか
結論から言うと、参考書は必要ですが、問題集はいらないと思います。
参考書は理解して頭に入れるためには必要ですが、問題集はFP検定の公式HPに過去問のデータがあるので、そこから印刷してしまえば、十分に過去問題の勉強ができます。
私は参考書と問題集を買った後にそのことに気付いたので、参考書、問題集、FP検定の印刷データ+過去問アプリで勉強しました。
購入した参考書と問題集を、参考のためご紹介します。
みんなが欲しかった!FPの教科書3級
みんなが欲しかった!FPの問題集3級
人気の参考書を押さえておけば間違い無いだろう、という考えでみんなが欲しかった!シリーズを購入しました。
カラーの参考書が好きな人にはオススメです。
わかりやすさは、私としてはそこまで実感はありませんでした。
本屋に実際に足を運んでみて、「これだ!」と自分で納得した参考書の購入をオススメします。
効率的な勉強方法
私の購入した参考書は、各チャプター毎に読み、そのたびに問題集で問題を解く。という学習方法を推奨していました。
これが合う人はそれでいいと思いますが、残念ながら私には合いませんでした。
①まずはどんなことが書いてあるのか参考書を全て流し読み
②どんな問題が出るのか直近の過去問を解いてみる
③答え合わせ
④①~③を1セット出来た後は3~5回程過去問を解き、間違えた部分を参考書で勉強。ということを繰り返す
①過去問アプリをひたすら解く
②参考書を各チャプター毎に分け、隙間時間に補足として少しずつ読む
という流れが個人的にはオススメです。
実技試験の難しそうな部分は飛ばさずによく読む
実技試験には、見た瞬間に読むのも面倒だと感じでしまう問題が出てくるのですが、飛ばさずに一度読んでみましょう。
難しく見えるだけで、意外と簡単な事を聞いてきているだけだということに気付くはずです。
実技は一問一問の得点の配分が高いので、苦手意識は持たずに問題を解く事が肝心です。見た目に騙されずに立ち向かいましょう。
次回はFP2級に挑戦予定
3級の知識を薄らと覚えているうちに、2級の勉強・受験もしてみようかと画策中です。(来年の5月になる可能性もあり)
とりあえず勉強してみよう、という足がかりには丁度良い資格だと思うので、気になった方は見当してみて下さい。
また、私のように試験が近くなってしまい焦っている人は、一旦冷静になって、アプリを反復勉強してみて下さい。覚えて定着させるのは試験後か合格した後でも間に合います。
まずは合格することに重点を置き、問題のクセと回答を暗記しましょう。
今回はFP検定についてでした。
では、最後まで読んで頂きありがとうございました!
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